コンセプト

予防的歯科治療とは

『最上質な予防的歯科治療で人生が変わる』

歯科の治療の半数は再治療

 歯科診療の半数以上を占めるのは、既に治療が行われた歯の再治療です。
 詰め物やかぶせ物は5年〜10年程度で寿命が来ると言われています。
つまり一度詰めたりかぶせたりしたら最後、生きているかぎり必ず再治療を行う必要があるということです。

この事実から言えることは

1.歯を安易に削らない
2.虫歯を作らないように予防に力を入れる

ということ。そして、

3.再治療があると知り、先手を打つ
4.再治療にならない治療を受ける
5.虫歯にならない歯に変える

ということです。それぞれをご説明します。

1.歯を安易に削らない

 初期の虫歯は進行をコントロール出来ます。削らなくて良いものも多いです。削っていいのは、削らないと進行を止められない場合です。
削る必要がある場合も、最小限の切削が出来れば歯の寿命は圧倒的に伸びます。
詳しくは虫歯はどうやって進行するのかをご参照ください。

2.虫歯を作らないように予防に力を入れる

 予防歯科先進国スウェーデンでは、歯医者は痛くなったら行くところではなく痛くならないために行くところと国民全員が思っています。
彼らは治療ではなく予防目的で歯科に通う風土になっています。
予防先進国に習い、定期メインテナンスを行うことで新たな虫歯を作らせません。

3.再治療があると知り、先手を打つ

 再治療があると知って過ごすのと、治ったと思って過ごし、痛みが出てはじめて気が付くのとでは大きな違いです。
 積極的な再治療は先手を打つことが出来るため、健康な歯はほとんど削らずに済むことが出来ます
例えば詰め物が少し欠けていた場合の再治療は麻酔も要らないですしその部分だけのリペアで済みます。
一方、後手に回った場合、痛くなるまで気が付かなかった場合は、既に虫歯が大きく進んでおり、神経を取らないといけなくなったり、抜歯になってしまったりします。

4.再治療にならない治療を受ける

 再治療にならないためには、寿命の長い丈夫な修復材料を選択することが重要です。
しかし、実は再治療の多くは材料の寿命が来る前に行われます
たしかに修復材料が経年的に劣化して再治療になることもありますが、不完全な治療によるトラブルで再治療になることが多いのが現実です。
 完全な治療には材料の選択だけでなく、高度な技術と細心の注意が必要です。
丁寧に適切に治療された修復物はうんと長持ちします

5.虫歯にならない歯に変える

 虫歯は自浄性の低下が引き起こします
お口の中は常に唾液で洗われています。これを自浄性といいます。
これが働かない、または低下している箇所に虫歯が発生します。
代表的なところは、奥歯の溝歯の間歯茎のキワ、です。
他にも、歯と不適合な修復物の隙間もそうです。
不完全な治療、隙間が空いたような不適合な修復は、虫歯を作る原因を作ることになります。(詳しくは虫歯の好発部位をご参照下さい。)
 その他にも、歯並びの乱れは自浄性を低下しますし、空きっ歯でものが詰まりやすい状態は虫歯を作りやすい状態ですから、矯正などによって治療をして改善すると予防できます
 奥歯の深い溝はシーラントといって虫歯になる前に溝を封鎖する治療があります。
不適合な修復物は奥歯の深い溝と同じです。適合が良いものに治すことが二次虫歯の予防です。
 自浄性が低下した部位をしっかり改善し、虫歯になりにくい口腔内に変えることを予防的歯科治療といっています。

以上5つの項目から口腔内をより良く変え、予防します。
虫歯や歯周病の予防に歯磨きは大切ですが、歯磨きするだけが予防ではありません。歯磨きだけで予防はできません。

『私たちは、患者さんの未来を変え、当クリニックに来院されなければ起こっていたトラブルを未然に防ぐことを最大の使命とします。』

2019.3.9